男前彼女の恋愛条件
青山君たちはレストランの中で待つてるらしい。




みんなが入ってから渋々お店の中に入った。




お店の人が案内してくれた個室に、五人の男子がいた。




どの子が青山君なのか分からない。




優里が一人の男子に近づき何か話をしている。




そしてその男子が私の所に来た。




『前園来てくれたんだ、ありがとう。』




この男子が青山君なんだ。



『前園、俺の事覚えてない?』




ごめん、覚えていないよ。



『ほら、体育大会の時、応援合戦で、前園に学ランかした男いただろ。



あれ俺だったんだけど、前園身長あったから、最初借りたのが小さくて、



急遽俺の着たの覚えてない?



前園学ラン超似合ってたよな。



前園、あれからよけいに女子のファン増えたよな。』



そう、私は男子より女子にモテた。




バレンタインにはいつも女子からチョコを貰った。








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