男前彼女の恋愛条件
それでも、雷太には謝りたい。




たとえ土下座してでも、『亜喜良もう、俺我慢出来ない。』




そう、二人とも裸だった。



でも、待って、このまましちゃっていいの?




『亜喜良、今頭にあることみんな忘れて、


俺だけの事考えて。』




分かってるよ、分かってるけど、




だって、あの初めてだし、怖いんだよ。




「あのね、『黙って、俺に全て任せて。』




私は静かに目を閉じた。




前園亜喜良19才、私覚悟決めます。




でも、無理、痛い、蔵人を思い切り突き飛ばした。




やっぱ私には普通の恋愛は無理。




痛いものは痛いんだから。









< 82 / 111 >

この作品をシェア

pagetop