淡く切ない恋物語

「ごめんね!」


「別に」




また無愛想な山城クンに戻ってしまった。






「今日メールしていい?」


「別に」




やっぱりこれが山城クンだ!











今日、急速に山城クンとの距離がグッと縮まった気がした。








「ばいばい!」



彼はこちらを振り向かないで手だけ振った。

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