淡く切ない恋物語
私はトボトボと山城クンのいる2―Dまで行った。
教室を覗くと友達と楽しそう(?)に話す山城クンがいた。
やっぱり笑ってない…
なのに、周りにはいつも友達がいる山城クンはスゴイ人だと思った。
そんなスゴイ山城クンと超フツーな私とでは釣り合うわけがないの、わかってる。
わかってるけど…今はただ一緒にいたい。
彼女になりたい。
正直、チャンスだとは思っている。
どんな女のコよりも私は山城クンの近くにいる。
だから…頑張ろう。