。+゚*SweetLove。+゚*-切ない恋-
放課後になって、私と和輝は粢珠椰の家に向かった。
『あれ…?粢珠椰の家って私と逆方向だったんだ…』
「そうなのか?」
『うん。……いつもわざわざ逆方向なのに送ってくれてたのね……』
何か……粢珠椰に悪いな……。
ポン―…
「そんな顔すんなよ。粢珠椰が自分でやってることなんだから」
和輝は私の頭に手を乗せながら言った。
『…そうだけど…わざわざ逆方向なのに……』