。+゚*SweetLove。+゚*-切ない恋-
確か粢珠椰ってお兄さんと二人暮しだよね…。
二人暮しにしては広すぎだよ…。
粢珠椰ってもしかして結構お金持ち……?
そんなことを考えている内に和輝はチャイムを鳴らしていた。
しばらくすると声が聞こえてきた。
{……はい。どちら様でしょうか?}
「粢珠椰君の学校の同級生の入江と相澤と申しますが粢珠椰君、長く休んでるので心配になって来たんですけど…」
{まぁ、粢珠椰様の同級生の方ですか。わざわざありがとうございます。どうぞお入りくださいませ}
「ありがとうございます」
『あっ、ありがとうございます』
私達は粢珠椰の家に入っていった。