幼なじみ君と幼なじみちゃん♪



―――――慄梛――――


あの男が言った、

“今カノと元カノが俺を奪い合う
そんなシチュエーションを期待してたのに”

嫌な予感がした…





―ううん、絶対にそうだ
愛結ちゃんはあの男…間伐 撻と付き合ってた―




だからかもしれない反射的に言葉が先にでたのは…
















「…愛結、ちゃん……いつと付き、合ってたの…?」

「慄梛、何言ってんの?
愛結ちゃんがあんな男と、付き合ってたはずない、じゃん…?ねっ?」



わたしの声もそうだけど瑞梨の声も震えてた



「…慄梛ちゃんの言う通りだよ…












わたし間伐撻と付き合ってたよ…」



愛結ちゃんは落ち着いてううん“心此処に非ず”
って感じで静かに答えた



「…うそ…でしょ…?」

「ううん、嘘じゃない、わたし付き合ってたの
裕也と櫟玻を守りたくてでも、裕也にも櫟玻にもバレッちゃった」



真っ直ぐ瑞梨とわたしの目を見て愛結ちゃんは
そう言った…



「ここじゃ、話しづらいから移動してもいいかな…?」

「話してくれるの…?」

「聞いて欲しいの」














―――――――――――
―――――――――
―――――――



落ちて話しが出来そうなところに入った…



そして、愛結ちゃんは静かに話してくれた…





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