幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪



「磨梛抖、黙ってたら解らねぇーよ?」

『……俺、暫くの間…魚糠の、言うこと聞く…
だから、慄梛との連絡も拒絶する…』

「はぁ!?何、言ってるか解ってんのかよ!!」

『…そんなこと、解ってんだよ!!
俺だって、俺だって、解ってんだよ…
けど、慄梛ともう一度一緒に一日でも早く過ごす方法はこれしかねぇーんだよ…
…賢、頼む…慄梛を頼む
俺、馬鹿だからさ…こんなことしか…』



電話口の磨梛抖の声は消えそうなほど小さくて
ただ相槌を打って聞いた





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