幼なじみ君と幼なじみちゃん♪


「…あの時はほんと悪かった…
許してくれとは言わない
…俺、ずっと後悔してた
舞に酷いことしたって今でも思ってる…
ほんと、ゴメン…」

「クックッ、ほんと君の弟面白いくらいに頭が弱いみたいだね?槻沛くん」





ちょっと馬鹿なとこもあるけど本当は誰よりも負けず嫌いで滅多に謝ったりしない磨咲飛が頭を地面につけて謝った



「撻お兄ちゃんっ!!
やめてっ!!磨咲飛くんを侮辱しないで!!
もう、顔上げて?ね…?磨咲飛くん…」





舞と呼ばれてた女の子は磨咲飛に近寄り顔を上げさる…





「わたし、磨咲飛くんに伝えたいことがあるの…

わたしね、磨咲飛くんと
出逢った日からずっと、ずっと…、ずっと…





















   大好きでした…





今も、変わらず好き…

だけど、気づいたの

慄梛お姉ちゃんのお陰で

わたしのことをどれだけ

大切に想ってくれてる

人がいるか…

わたしが本当に好きな

人は誰かを…



だからね、磨咲飛くんありがと…



そして、幸せになってね



だから、もう人を苦しめるのはやめて?
撻お兄ちゃん、眞央、綵ちゃん…」





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