幼なじみ君と幼なじみちゃん♪


「答えられんのは知らないからやろ?」

「りっちゃんが話しても良いと思ったら聞くって約束したんだよ、だから何もしらない…」



碧兎の言葉にまひるんも頷き、俺はスマホを操作し磨梛抖とアドレス交換をしたときについてきた画像を差し出した…



「…りっちゃんって子を探してる男子高校生くん、もう二度とその手を離したくないから捜すんだって言ってた…」



写真に写る2人は手をしっかり握りあって笑ってる…



「これ、どこで?」



「この間さ、ツーリング途中で寄ったとこで
聞かれたんさ…
知りませんか?って…その写真がまひるんにそっくりでだから確かめるためにも帰ってきたんだ、でも実際見間違えてさ、今日ここに来た時も正直まひるんだと思った…
そんで、すげぇさ、訴えかける姿に放って置けなくなってさ…
見つかったりしたら連絡するって約束した」

「いや、嫌だよ…
離れたくない…連絡なんて、しないで」

「真妃、解った…解ったから、泣くなって
りっちゃんに聞かなきゃ解らない、だろ…?
だから、なっ?」



泣き出すまひるんに碧兎は言い聞かせる様に
言葉を探しながら優しく話しかける…





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