幼なじみ君と幼なじみちゃん♪
―――――――――――
―――――――――
―――――――
「気をつけて行けよ?
安全運転で、スピードもあんまださないで、
それから、それから…」
「ただ、買い出しに行くだけなんだから
そんな心配しないでよ」
「はいはい、そうだね
りっちゃん、気をつけて行くんだよ?」
「はい♪」
「結局はりっちゃんを心配なんじゃん~」
“ばーか、ほんとは誰を心配か解んだろ…
馬鹿アヒル”
小さく呟く碧兎の言葉はわたしの耳には届いてなくて、
「じゃ、行ってきます」
と、車を走らせた
助席に座るりっちゃんを乗せて、いつも行く方向とは違う方向へ向う…
「真妃さんいつもこんな遠くまで買いに?」
「ううん、買い出しのお店は違うの
今から行くところはスタートライン
進まなきゃ行けないから進まなきゃ何もはじまらないでしょ?」
「真妃さん…?」
「着いてからのお楽しみってことにしよう」
わたしが笑いかけるとぎこちない笑顔を返す
りっちゃん…
―きっと、あたしの行動が読めないんだ――
.
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「気をつけて行けよ?
安全運転で、スピードもあんまださないで、
それから、それから…」
「ただ、買い出しに行くだけなんだから
そんな心配しないでよ」
「はいはい、そうだね
りっちゃん、気をつけて行くんだよ?」
「はい♪」
「結局はりっちゃんを心配なんじゃん~」
“ばーか、ほんとは誰を心配か解んだろ…
馬鹿アヒル”
小さく呟く碧兎の言葉はわたしの耳には届いてなくて、
「じゃ、行ってきます」
と、車を走らせた
助席に座るりっちゃんを乗せて、いつも行く方向とは違う方向へ向う…
「真妃さんいつもこんな遠くまで買いに?」
「ううん、買い出しのお店は違うの
今から行くところはスタートライン
進まなきゃ行けないから進まなきゃ何もはじまらないでしょ?」
「真妃さん…?」
「着いてからのお楽しみってことにしよう」
わたしが笑いかけるとぎこちない笑顔を返す
りっちゃん…
―きっと、あたしの行動が読めないんだ――
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