幼なじみ君と 幼なじみちゃん♪
りっちゃんの話しと磨梛抖が話してたことが違った
磨梛抖の話しでは気持ちを伝えてないはずなのに、りっちゃんの話しでは気持ちを伝えて付き合ってた…?
「じゃ、りっちゃんは好きな人から逃げて来たんやね?」
「そうです」
「会いたいとかは思わないん?」
「それは…会いたいですよ?
真妃さんと約束したんですけど、やっぱり
わたしには会う資格はないかなって思って…」
「そんな風に自分だけ責めちゃいけなくない?
好きだから会いたいとかじゃないしょっ?
会いたいから好きとかでもないと俺は思うん」
言ってて何を伝えたいかも解らないまま口からどんどん出てくる言葉達
「りっちゃんが会いたいなら会えばいい
会いたくないならそれは会わなくていい」
「みんな優しいですね…
わたしのことなのに自分のことみたく言ってくれるし…
もう少しだけ、もう少し考えてみます」
「そうしな?いつでも話しとかはさ聞くしね」
「ありがとうございます
じゃ、お店に戻ります」
りっちゃんは公園から出て行った…
「健哉」
「雛梨か…」
「ごめんね、わたしで」
「ばぁか、彼女なんだし謝んな…」
さっきまでりっちゃんが座ってたとこに鄒梨は静かに座った
.