幼なじみ君と幼なじみちゃん♪

『ペンギン大王国にようこそ!!
シートベルトの装着はもう完璧ですか?
出来てないかたは係員にお伝えください
なお、…………………』



1シートに4人座り、シートベルトで身体を固定して始まるのを待つ


「思ってたのとちょっと違ってたね」

「そうだな、歩くんかと思ったらマシンが動くんだもんな」

「100m位を走行してペンギンになりきって気持ちを味わおうだって夏場は涼しそうだけど今は寒いな…」


賢の言葉に苦笑いしつつ安全説明を受けてようやく動き始めた


『目の前の筒を覗いてみてください
ペンギンが泳いでいる時の見え方なんですよ』



と、係員の人が丁寧に説明してくれ、水族館の触れ合いコーナーを遊園地でペンギンを重点的にした感じだった


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「最後なんであんなに回転するんだよ…
緩やかに始まったんなら緩やかに終われよ…」


賢は不服そうに言うと


「可愛いペンギンのぬいぐるみ貰ったんだし文句言わないの、ねっ?」

「それもそうだよな!!よし、次行くぞ」

「さすがだね、瑞梨も賢くんも」


なんて慄梛は笑った


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