幼なじみ君と幼なじみちゃん♪
「よし、そろそろ恒例の行事を済ませますか!!」
いつもは夜になると綺麗に光る観覧車の前で
写真を撮るのが決まりのパターンだけど、今日はまだ光る前で
「ライトアップされてないのに撮るの?」
「ちょっとこのあとさ、予定が合ってさ時間短縮ってことで」
「予定があるなんて聞いてないし」
「まぁまぁ、いいじゃん
ライトアップされてなくても観覧車は観覧車だし文句いわねぇーの♪」
賢が相沢を説得してる横で慄梛が
「予定があったなら言ってくれたら良かったのに…」
「まぁ、いーじゃん?とりあえず写真撮ろぜ」
納得いかないような表情をした慄梛と相沢と
そのよこで笑ってる俺と賢の写真が撮れた
「よし、ここからは目瞑って行こうな」
「目瞑って歩くなんて恥ずかしいよ」
「いーからいーから」
慄梛と相沢に目を瞑ってもらって遊園地をでて電車に乗る
「ここ電車の中!?」
「違う違う、これでも聞いてなよ」
音楽プレーヤーのヘッドホンを2人につけると
「マジ大変…
やっぱ瑞梨は油断できねぇーな」
「つか、このまま家までって辛くねっ?」
「でも、他に良い方法なんて思いつかねぇーし我慢して貰おうぜ」
多少どころか目立って仕方ないけど、そのまま家に近い駅に着くまで賢と話したりして気を紛らわせてた
2人が素直な性格のお陰で1度も目を開けることもなく
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