幼なじみ君と幼なじみちゃん♪

――――磨梛抖――――

慄梛と相沢がコンビニへ
行ってしばらくすると


「あれ、慄梛ちゃんと瑞梨ちゃんは?」

「コンビニに行った」

「大丈夫かしら?最近この辺物騒でしょ?
なにかあったら大変!
ほらグズグズしてないで行くわよ」

「もう行ってから30分経ってるし、もう少しすれば帰って来ると…」

「あっそ、待ってれば?行ってくるから」


母さんに冷たい視線を俺と賢は向けられて…


「磨梛抖、俺らも行かして貰った方が…」

「だな、行こう」

「つかさ、電話すれば良かったんじゃね…?」

「なんだけど…、うちに忘れて来てさ…」

「なら、俺が……ってテーブルに…」

「連絡しようにもはぐれちったしな…」



そんなやりとりを賢と二人でしながらも慄梛たちが行きそうなコンビニの道を捜すけど


「ここじゃ、ねぇーのか。
つかさ、慄梛ちゃん鍵持ってんの?」

「うち戻っか、行き違いじゃ意味ねぇーし」



来た道をまた戻って家に行くけど…


「鍵閉まってんじゃん」

「母さんたちどこまで捜し行ってんだよ…」


.
< 309 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop