幼なじみ君と幼なじみちゃん♪







――――慄梛―――――

磨梛抖と賢くんも一緒に花火をし始めて1時間…

「よしゃ、俺の勝ちだ」

「もう一回!!」


2人は線香花火で競い合ってるその横で


「あーぁ、始まっちゃったね」

「磨梛抖も賢くんも一度手つけると納得するまで続くし仕方ないよ」

「そろそろ戻らないとまた心配かけちゃわない?」

「磨梛抖、続きは今度でもう帰ろ…?」

「あと一回!!」

「もう、さっきまでは抵抗してたのにね…
ほらほら、瑞梨ちゃんも慄梛ちゃんを困ってるでしょ?引き分けよ」


と、賢くんのお母さんは2人の花火に水をかけた

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「また、こんど花火やろうよ?…ねっ?」


すっかり落ち込んで?
歩く磨梛抖と賢くんにさっきから声をかけてるけど、反応が薄い…
それなら、ちょっと恥ずかしいけど…


「馬鹿…」

「りっ慄梛!?」

「離してあげないもん」


磨梛抖の手を握ってから急に恥ずかしくなっちゃって俯くと


「慣れないことするから、こっちまで赤くなっちっただろ」

「2人共顔真っ赤だね」


瑞梨の言葉にさらに熱が込み上げてきて顔が熱くなる


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