幼なじみ君と幼なじみちゃん♪
――――磨梛抖――――
――コンコン―
と、ドアを叩く音が部屋中に響いた
ノックしたのは、幼なじみの慄梛だ
「磨梛抖?開けるよ?」
―わざわざ、断らずに入れば良いのに…――
なんて思っている俺は
ベットの中で寝たフリをしている
――カチャッ―
恐る恐る近づいてくる慄梛を足音で感じる
「磨梛抖?朝だよー、寝てるの?」
―いや、寝たふり…――
何故、寝たふりしてるかと言うと
なかなか起きない(寝たふりをしてる)
俺を毎朝起こしに来るのが慄梛の日課になってて
こうして毎朝起こしに来るのを待っている…
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