幼なじみ君と幼なじみちゃん♪



遠慮して上がろうとしない瑞梨と賢くんに
無理矢理に家に上がってもらって



「どうして、昨日戻ってこなかったの?」



リビングに入ってすぐに瑞梨は聞いた…



「戻りたかったんだけど、戻れなかったの…」

「どうして、連絡もくれなかったの?」

「瑞梨、あんま責めるように言うなって…
慄梛ちゃんだって色々と事情があったんだとおもうし」

「でも…」

「慄梛ちゃん言えないことなら俺らには言わなくてもいい、でも、もしいえそうだったら瑞梨だけには教えてくれない?
絶対誰にも慄梛ちゃんが良いって言うまで聞かないから」



瑞梨には話すつもり…だけど、
磨梛抖には聞かれたくないから



「もう少しだけ待ってくれないかな…?」

「解った、ただ俺さ、今、磨梛抖と2人きりで
話したいことがあるから借りて良いかな?」


「うん、大丈夫だよ」

「ありがと
じゃ、磨梛抖行くぞ」

「どこに?」

「慄梛ちゃんの部屋借りていい?」

「うん、いいよ」

「ちょっと待った!!!
慄梛たちに移動してもらって俺らがここで良いだろ?」





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