幼なじみ君と幼なじみちゃん♪
「とにかく、あの男と
別れる方法を探さなきゃいけないね!」
瑞梨はわたしを元気づけてくれた
「瑞梨、ありがと」
「もう…、当たり前のこと言わないでよね
お礼なんて言われたってなんにも出ないんだから」
なんて言うのは瑞梨の照れ隠し
「賢くんには、素直になりなよ?」
「素直だよ、賢とはうまくいってるよ」
「良かった」
「賢はわたしの性格も知ってるし、だからこそ わたしには賢以外の人はありえないと思うんだよね」
幸せそうに微笑む瑞梨を見てこっちまで幸せな
気持ちになった
「てか、賢の性格解るでしょ?」
「和ませ役だもんね」
「喧嘩とかになっても和ませてくれちゃうからさ
賢と付き合えてるわたしは幸せだなって思うんだ」
なんて照れながら瑞梨は
クッションで顔を隠して顔を赤くした
「賢くんと瑞梨はお似合いだよ」
「だったら早く慄梛も磨梛抖くん取り返しなよ
慄梛の隣はやっぱり磨梛抖くんだからさ
じゃなきゃ、わたし怒るからね!!」
「頑張るね」
「頑張らなきゃ、わたしが代わりに告ってやる!
ふふっ、なんてね♪」
そのあと瑞梨と笑って重くなってた心がスッーと
した気がした
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