幼なじみ君と幼なじみちゃん♪



恐怖心も合ったけど…
瑞梨と一緒に重い足で教室に向かった












―――――――――――
―――――――――
―――――――



教室へ入ると周りの様子が明らか違うもので
魚糠さんのところには人だかりが出来ていた…



「良くも、図々しく学校に来れたものよね!
綵が可哀相すぎるわ」

「間伐くんも騙されて可哀想…
そもそもどんな手を使って付き合えてもらえたの?」

「解る解る!!
そーいえば、動画で見たんだけど、校門のところで泣きついて告白したんでしょ?
それなのに槻沛くんとも一緒に居るんでしょ?」



―違う、違うよ…
わたしは告白なんてしてないよ…――



――ガッシャン!!!―



「えっ」



瑞梨は近くのイスと机を蹴っ飛ばしていた…
さっきのうるささが嘘のように消えて



「ふざけんじゃねぇーよ!
慄梛の気持ちも知りもしないでデマながして
何が楽しいわけ?ガキみたいなことして人傷付けて」

「なんなの?神碕くんもよくこんな人と付き合うよね」

「賢は関係ないでしょ!
わたしのことをどう悪く言おうが別にどうでもいいけど、慄梛や賢や磨梛抖くんのことを悪く言うのは許さない」



―なんで?なんで、瑞梨まで言われなくちゃいけないの?――



「瑞梨の悪口言わないで瑞梨は何も関係ない!!」





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