幼なじみ君と幼なじみちゃん♪
お前等2人どんな“恋愛”してきたんだよ
と、突っ込みたかったが一応止めておいた
「兄貴にさ、話したことねぇーけど、俺さ間伐 舞
ってやつと付き合ってたんだよね」
「かん、ばつ…?磨咲飛、今、お前“間伐”て
言ったよな…?」
「言ったけど、何?」
「そいつにさ“撻”って言う兄貴居ねぇ?」
「うーん、確か居た様な気がするけど、なに?」
「居たよ!だって、うちら脅されたじゃん!!
いつかどんな形でも言いから復讐してやるって」
なんでそこまでこの2人“怨まれてる”わけ?
「でも、なんでこんなに怨まれてるんだ?俺ら」
「まさかあのことを忘れたの?」
「なにを?」
「自殺未遂したじゃん」
「あーっ、確かに!!」
―おいおい、1番忘れちゃ、行けねぇーことだろ!!―
「だから、お前らの身内でも誰でもいいから
復讐してやるって」
「でも、隣に居た女はなんで?」
「その弟が片想いしててあっさり磨咲飛が捨てたからって暴力事件起こして捕まったからだって
言われたじゃん」
―じゃ、もしかして慄梛と俺は巻き込まれただけ…?
この馬鹿2人の為に…?――
そう考えると頭が痛くなったが
とりあえず、慄梛も着替え終わってる頃だろうと思い、慄梛の部屋に入った…
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