焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜
「そっ、そうかもしんないけどさ!夏樹が我慢してるかもって思うと…何か落ち着いていられないんだもん…。」
「何だよ、よくよく聞いてりゃノロケかよ!ケッ!男になんて我慢させときゃいいのよ!どうせ付き合ってたらいつかはするんだからさ。彩はそんな優しさ出さなくていいの!アンタは優し過ぎんのよ。アタシだったらヤらせて下さいって土下座してくるまで放置しとくわ。」
…麻子オネーサマ、さすがデス。
デスけど、全然解決になってまセン…涙。
土下座してくるまで放置…、イヤ夏樹がそんな事して来る訳ないし、っつーか土下座なんかされても逆にイヤだし!
「そ、それでいいのかな?」
「何よ?じゃあ自分から迫ったら?じゃなきゃ自然とそうなるまで放っときな!まぁ確かに我慢させ過ぎたら逆に初めての時に彩が辛いかもしんないけどね!」
「え゛!?そうなの!?」
チラッと麻子を見ると、ニヤつきまくりのオネーサマ…。