焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜
一応急いで来ましたアピールをするべく、更に走るスピードをアップさせた。
ハァハァ…マジ疲れる。
急いで怒られに来たようなものの、アタシに夏樹が冷たい視線を投げて来た。
ヒィー!!!
「なっ夏樹!遅れてゴメン!」
ゼエゼエハアハアと息苦しい呼吸に堪えて、ソッコーで謝ってみた。
『遅せぇ。』
…デスヨネ!!
「す、すんません。」
今更デスケド!!!
『遅れるなら連絡しろよ。』
ゴメス!!いや
「ゴメン。」
『心配すんだろ。』
…え!?マジで?
だってたったの10分しか遅れてませんけど?