焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜

もう何も言葉なんかいらない。



言葉なんか無くたって、私の全身が夏樹を好きだと言っているから。



夏樹の熱い指先が、私を求めてると分かるから。



もう早く全部夏樹のものにして欲しい。



焦らして…焦らされていたのは、私だったのか夏樹だったのか。



焦れて溶け合った身体は、まるで1つの物体になったみたいで、




初めての夜は、



一生忘れられない熱い熱い夜になった。



< 172 / 177 >

この作品をシェア

pagetop