焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜
何なんだ!?
アタシに茶でも煎れろってのか?
喋らないのに??
コイツとティータイムなんてムリ!
そんなアタシの気持ちをよそに、リビングのソファーにドカッと腰掛けると、長い脚を組んでくつろぐアイツ…。
『気が利かねぇな、コーヒーぐらい入れろよ。』
コイツ…何様!?
ムッとしつつもキッチンでコーヒー入れちゃうアタシは本当に小心者。
「どうぞ。」←心の中ではオラヨ!
と言ってわざとテーブルにドンっとコーヒーカップを置いたのは、せめてものアタシの反抗心。