焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜

ホッと肩の力を抜いた瞬間に、ぐらっと揺れる視界。

えっ!?


驚いて状況を確認しようと前を見ると、そこには夏樹の顔があった。



…ナニ?…ナンデ??



アタシ今ソファーに押し倒されてるよね??


それで夏樹の腕がアタシの顔の横にあって、夏樹がアタシを上から見下ろしてるよね??




………ギャァァァ〜!!!!!!!!




「ちょっと!!何してんのよ!????」


『何って、ナニだろ?』


「はぁぁぁ!?ナニって何よ?」


『何って、ヤるんだよこれから。』


「はぃぃぃ!?だから〜そういう事は好きなコとだけしろって言ったでしょうが!!!」


ジタバタともがくも、男の力には敵わない。



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