晴い天-アオいソラ-
数日後、出し物を変更したくないと変更するよう通知を出した1つのクラスから抗議がきた。
「何でダメなんだよ」
そのクラスは屋上でビアガーデンをやりたいと言ってきた。
もちろん未成年なのでお酒を出す訳ではないが、かなり自信のあったアイディアだったらしく、クラスの代表者二人が、生徒会室に乗り込んできたのだ。
「屋上は毎年立入禁止区域になるんです」
待ったをかけた本人である真琴が対応する。
「はぁ?今年から入れるよーにしたらいい話じゃねぇか」
「申し訳ないが、怪我人が出たら困るから屋上の解放はできない」
―ダンッ―
しばらく口論した末、引かない真琴に苛立ちを募らせた相手の1人が真琴背後の壁に蹴りを入れた。
真琴を信じ、今まで見守っていた雄介が我慢の限界を超え、飛び出そうとした瞬間…
真琴のすぐ傍で全く興味なさそうに座ってたいたはずの耕平が生徒の胸倉を掴んでいた。
「何でダメなんだよ」
そのクラスは屋上でビアガーデンをやりたいと言ってきた。
もちろん未成年なのでお酒を出す訳ではないが、かなり自信のあったアイディアだったらしく、クラスの代表者二人が、生徒会室に乗り込んできたのだ。
「屋上は毎年立入禁止区域になるんです」
待ったをかけた本人である真琴が対応する。
「はぁ?今年から入れるよーにしたらいい話じゃねぇか」
「申し訳ないが、怪我人が出たら困るから屋上の解放はできない」
―ダンッ―
しばらく口論した末、引かない真琴に苛立ちを募らせた相手の1人が真琴背後の壁に蹴りを入れた。
真琴を信じ、今まで見守っていた雄介が我慢の限界を超え、飛び出そうとした瞬間…
真琴のすぐ傍で全く興味なさそうに座ってたいたはずの耕平が生徒の胸倉を掴んでいた。