晴い天-アオいソラ-
「私も持って帰るの手伝うわ」
「ななちゃんありがとー♪」
1年後輩の梨央にとって奈々花はお姉さん的存在であり、晴陵の女子生徒で唯一の味方と言っても過言ではない。
「でも2人じゃ無理かも。会長も手伝ってー?」
山積みになったプレゼントの数々を見てそう判断した梨央が耕平の制服の袖を引っ張る。
「断る」
「なんでぇぇ?!」
「面倒臭ぇ」
耕平に梨央から自然と滲み出る小悪魔的要素は通用しない。
「いいもんっ!あゆちゃんに頼む」
「そうしろ、そうしろ」
頬を膨らませながら携帯を取り出した梨央が物凄いスピードでメールを打っていく。
送信ボタンを押して数分後、生徒会書記担当の河合 歩が姿を現した。
「ななちゃんありがとー♪」
1年後輩の梨央にとって奈々花はお姉さん的存在であり、晴陵の女子生徒で唯一の味方と言っても過言ではない。
「でも2人じゃ無理かも。会長も手伝ってー?」
山積みになったプレゼントの数々を見てそう判断した梨央が耕平の制服の袖を引っ張る。
「断る」
「なんでぇぇ?!」
「面倒臭ぇ」
耕平に梨央から自然と滲み出る小悪魔的要素は通用しない。
「いいもんっ!あゆちゃんに頼む」
「そうしろ、そうしろ」
頬を膨らませながら携帯を取り出した梨央が物凄いスピードでメールを打っていく。
送信ボタンを押して数分後、生徒会書記担当の河合 歩が姿を現した。