晴い天-アオいソラ-
気になる相手
オリエンテーションが終わってしばらくした放課後、生徒会室はやり切った感で気の抜けたムードが漂っていた。
そこへ雄介の一喝が入る。
「オリエンテーションが終わっても来月、球技大会があるぞ。引き続き気合い入れてけよ」
「合併してから行事増えてないか?負担増えてないか?」
「今年1年は仕方がないよ、校内の交友を図るためだから」
いつもの様に面倒くさいと愚痴る耕平を真琴が諭す。
「私と真琴さんで球技大会のスケジュール考えるので、進堂くんと残りの女子は備品チェックに、男性陣は力仕事に行って下さい」
静かになったところへ、すかさず奈々花の指示がとぶ。
「力仕事?」
「残っていた体育倉庫の荷物が今日、こちらにに届くので体育倉庫に運んで下さい」
「3人でか?!」
3人は耳を疑った。
「備品チェックが終ったら俺も行く」
「たいして変わんねぇよ」
雄介の申し出を鼻であしらう。
「何だと?」
「あーハイハイ、グダグダ言うとったら日ぃ暮れるわ、はよ行こ」
耕平は圭吾と歩に引っ張られるようにして生徒会室から出て行った。
そこへ雄介の一喝が入る。
「オリエンテーションが終わっても来月、球技大会があるぞ。引き続き気合い入れてけよ」
「合併してから行事増えてないか?負担増えてないか?」
「今年1年は仕方がないよ、校内の交友を図るためだから」
いつもの様に面倒くさいと愚痴る耕平を真琴が諭す。
「私と真琴さんで球技大会のスケジュール考えるので、進堂くんと残りの女子は備品チェックに、男性陣は力仕事に行って下さい」
静かになったところへ、すかさず奈々花の指示がとぶ。
「力仕事?」
「残っていた体育倉庫の荷物が今日、こちらにに届くので体育倉庫に運んで下さい」
「3人でか?!」
3人は耳を疑った。
「備品チェックが終ったら俺も行く」
「たいして変わんねぇよ」
雄介の申し出を鼻であしらう。
「何だと?」
「あーハイハイ、グダグダ言うとったら日ぃ暮れるわ、はよ行こ」
耕平は圭吾と歩に引っ張られるようにして生徒会室から出て行った。