晴い天-アオいソラ-
-備品室-
自分の担当範囲の備品をチェックし終えた愛咲が梨央の隣やってくる。
「何であの2人はあんなに仲悪いのかな?」
愛咲が雄介に聞こえない様にこっそり梨央に話しかける。
「副会長がいちいちうるさいからじゃなーい?」
雄介の事になると梨央の意見は急に冷たくなる。
「梨央ちゃんは何でウチの副会長の事嫌うの?」
前から聞きたかったと愛咲は梨央に尋ねる。
「別にぃ…。ただ嫌いなタイプなだけぇ」
「何で?副会長はスポーツ万能だし成績はいつもトップクラスだよ?」
雄介と同じ元天陵の愛咲が何とか2人を仲良くさせようと雄介の長所を並べる。
「完璧人間って逆に面白くなーい」
が、逆効果。
「ウチの会長みたいに背が高くてイケメンでぇ、ちょっと悪くて何考えてるかわかんない人の方が魅力的8」
梨央はわざと聞こえるように大きめの声で話し、チラリと雄介を盗み見た。
「梨央ちゃんあーゆー人がタイプなんだ?」
「ううん、違ーう」
梨央は全く気にしていない様子の雄介を見て、バカらしくなった。
自分の担当範囲の備品をチェックし終えた愛咲が梨央の隣やってくる。
「何であの2人はあんなに仲悪いのかな?」
愛咲が雄介に聞こえない様にこっそり梨央に話しかける。
「副会長がいちいちうるさいからじゃなーい?」
雄介の事になると梨央の意見は急に冷たくなる。
「梨央ちゃんは何でウチの副会長の事嫌うの?」
前から聞きたかったと愛咲は梨央に尋ねる。
「別にぃ…。ただ嫌いなタイプなだけぇ」
「何で?副会長はスポーツ万能だし成績はいつもトップクラスだよ?」
雄介と同じ元天陵の愛咲が何とか2人を仲良くさせようと雄介の長所を並べる。
「完璧人間って逆に面白くなーい」
が、逆効果。
「ウチの会長みたいに背が高くてイケメンでぇ、ちょっと悪くて何考えてるかわかんない人の方が魅力的8」
梨央はわざと聞こえるように大きめの声で話し、チラリと雄介を盗み見た。
「梨央ちゃんあーゆー人がタイプなんだ?」
「ううん、違ーう」
梨央は全く気にしていない様子の雄介を見て、バカらしくなった。