ずっと前から好きだった
「お前さぁ………
誘ってんの?」
「はっ…………!?
何が!!そんな訳ないし!!」
「はははっ、うける…
てかさっき何考えてたの?」
「うーんと…なんか…
好きな所いっぱい浮かんで…
まとまんなかったの。」
そんな私の言葉に
次第に顔を赤くする真が
可愛かった。
そういう所も
好き。
「俺……今日やばいかも…」
「え?…………………」
その時、不意打ちで
キスをされた
少し普通の時より長くて
でも離したくなくて
真の大きな手が
私の髪をかきわけた。
一度唇が離れ
至近距離に真の顔があった
色っぽい表情に
胸の鼓動が高まった。