ずっと前から好きだった


「お前さぁ………
 誘ってんの?」


「はっ…………!?
 何が!!そんな訳ないし!!」


「はははっ、うける…
 てかさっき何考えてたの?」


「うーんと…なんか…
 好きな所いっぱい浮かんで…
 まとまんなかったの。」



そんな私の言葉に
次第に顔を赤くする真が
可愛かった。


そういう所も


好き。




「俺……今日やばいかも…」


「え?…………………」





その時、不意打ちで
キスをされた


少し普通の時より長くて

でも離したくなくて



真の大きな手が
私の髪をかきわけた。


一度唇が離れ
至近距離に真の顔があった

色っぽい表情に
胸の鼓動が高まった。



< 208 / 222 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop