恋する学校
そして、次は教材と鞄 その後靴と、取りに行って、全部そろえた頃には、夕方になっていた。二人とも疲れはてて、倒れそうだった。でも、合格した喜びがあふれていた。
「さぁて。高島屋に行くよ♪」
『やったぁ。約束守ってくれるんだねぇっ。超嬉しい♪』
受験する前に、この学校に合格したら、ご褒美として、私の好きなブランドの文房具三千円分買ってもらう約束をしていた。
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