\;貴方依存症;/



するといきなり強い力で教壇に押し倒された。

「な、何してんの…!?」

顔の距離が近い。
唇も触れてしまいそう。

こんなに近くで見つめられて、想像以上に強い力に押し倒されたら、私だって感じてしまう。

今冬雪の綺麗な黒い瞳には私しか映っていない。

「でもさ、今はジャージだよ??ホントに俺が女子に見えるの…??ねぇ、先生…。俺とセックスしても先生は感じないの??」

ボタンを外されていく。

今日初めて会ったんだよ?

こんなことダメに決まってる。

教師と生徒の関係で、相手の性別すらはっきりしていないのに。

「だ…だめ…だって…」

あの時私に手を振った、あの綺麗な手が私の太ももを撫でていく。

「なんで…だめなの…?先生だって感じてるクセしてさ。ほら声出してもいいんだよ。」

口を奪われた。
深い深いキス。

舌が口の中で混じり合った。

「ぁん…あ…あっ…」

我慢できなくなった声がこぼれる。

「いい声だね。もっと聞きたくなっちゃったな。俺実は今感じまくってるんだよね。マジビンビンだわぁ…。」

そう言って冬雪は自分が着ていたジャージを脱ぎ捨てた。

「コンドーム…ちゃんとつけてるの…?」

さずかにいきなり子供を授かるわけにはいかないだろう。

「ん…?忘れてた。ごめんね。」

そう言うと脱ぎ捨てたジャージのポケットを探りだした。



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