\;貴方依存症;/



「先生…ごめん。今日はコンドームないや。だから下はこれ以上脱がないよ。安心して…。」

そう言ってまた体を重ね合う。



今日は入学式が終わったら、生徒は全員下校だった。

だからここに誰かくることはない。

だからと言って、出会って初日の生徒とこんなことしていていいわけがないのだ。

分かってる。

でも私はきっと冬雪が私を求めるよりも、私が冬雪を求めてた。

「せ…んせい。」

体を重ね合う時だけは私のことを先生と呼んだ。

脱がされて少し寒かったけど、体を重ねていることによって冬雪の体温が感じられて暖かかったし幸せだった。

「先生って超胸でかいよね。」

舌が胸を舐めまわす。

力強い綺麗な手で胸を何度も揉まれた。

「ぁん…冬雪が…もっと…でかくしてくれるんでしょ?」

私は何を言っているんだろう…。

「初対面で何を言ってんの?俺のもんだけになるならでかくしてやってもいいけどね…。」

セックス中にも関わらず冬雪はドSだ。

「私の体は冬雪だけのものだよ…?」

どんどん私が壊れてく。

「よく言った…。じゃあご褒美にもっと激しくしてあげる…。」

「エッチ…。ぁん……ぁん…あっ…。激しすぎるってば…。」

「ふふ…先生…?びしょびしょだよ…?俺が舐めちゃお-。」

「ダメ…ぁん…あぁ…」

「先生…気持ちいい?」

「気持ちいい…よ」

ダメ、ダメ、ダメ…

壊れてしまう。







その日は日が暮れるまでずっと体を重ね合った。


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