夏の日の思い出


「正直俺さお前と手繋いだ時から好きだったんだよね」


そうなの?!
まったく気付かなかった。


「まじで〜」

「まじ。どうする?」


いきなり言われてもな…
迷うよ〜。


「どっちでもいいよ」

「俺も」

『…』


無言になっちゃったよ。
どーしよう。

考えてるうちに先に口を開いたのは修平だった。


「ま、今回はいいか」

「そうだね」


そうして、私達の電話は終わった。


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