夜の蝶
着いたところは予想通りラブホ
『クイーン』という名前の最近できたホテルだ。
あたしの店に負けないくらい綺麗な外見で、売り上げNo.1を誇る『フェアリー』というホテルを追い越すほどの人気。
真二、あんた
なかなかいいとこ連れてくるぢゃない
カウンターで部屋番号を聞き、部屋へと続くエレベーターに乗った。
「えーっと、405...405..
あっここですね!」
「わぁっ綺麗な部屋☆」
嬉しそうに声をあげるぁたしを
真二がいきなり抱きしめてきた
「ユーナさん....俺....もう我慢できない」
「ぁたしも...だよ?」
潤んだ瞳で見つめる.....
「.....っ...///」
真二は高い背をかがめてキスをしてきた。
初めはゆっくりと..
だんだん激しく.....
わざと色っぽい声をだす。
「...んっ.......ふ...」
真二はあまり経験がないのか、ぎこちなく舌をからませる。
長いキスが続き、ようやく唇を離す。
「ユーナさん...俺..実は童貞なんです」と真二が恥ずかしそうに言う。
まさか童貞だとは思わなかった....
だって20歳にもなってさ...
そう思ったけど、
「いいよ?あたしがエッチ上手にしてあげる☆」
と言い、あたしから抱きついた。