徒然なるままに【エッセイ＆連絡帳】
第一話　プロってすごい
「プロのモデルとメイクはすごい」

これは、知り合いのカメラマンさんの言葉。


通常、ヘアメイクの入る現場ではモデルさんはノーメイクできます。

何度か一緒に仕事をした事のあるモデルさんならなんら問題はありません。

しかし！

初めてのモデルさんだと、はっきりいって戸惑います。

こっちが知っているのは宣材写真の顔のみ。

例えば、撮影場所がヘアサロンだったりすると、もちろん普通に営業してたりします。

（まあ、営業時間外に撮影する場合も多いですが）

そんなときは、お店の前で宣材の顔を思い浮かべながらキョロキョロ。

モデルさんを待っている間にも、お客さんは何人か中に入っていきます。

そして、集合時間を過ぎると……。

（どーしよー、来ないよー）

事務所に連絡しようかどうしようか、迷いつつもいったん店の中に。

すると、いつの間にやらモデルさんはもうメイク開始してたりします。

そうなんです、お客さんだと思ってた中に実はモデルさんも混ざってたのです。

もう、本当にスッピンとメイクバッチリの顔が全然違うんです。

こういうのって、メイク映えする顔って言うんでしょうね。

いやー、プロのモデルとメイクってすごいなー。

いやいや、それをキレイに撮るあなたたちプロのカメラマンさんもすごいですよ！

ていうか、プロって何でもすごいですよね。

だから、プロなんですもんね。

頭が下がります。
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