イジワルな君





私は用意を済ませ、下に降り、リビングに入る。





「おはよー!時間ないからいってきまーす!!」





そう挨拶だけすると玄関へ急ぐ。





「あっ、桜ー。今日早く帰ってきてねっ♪」





玄関で靴を履いているとお母さんが後ろから話しかけてきた。





「どうしてー??」





一応気になった私は聞いてみた。





「なんでもー。ほらっ!!早く学校行かないと遅れるわよー。」





お母さんに言われ携帯を見るともう走ってもギリギリの時間になっていた。





「あぁ!!!ヤバいー!!遅刻だっ!いってきまーす!!」





はぐらかされてすごく気になったけど、遅刻しそうだった私はかまわず家をでた。





でもあとでこの意味がわかり悪夢のハジマリになるだなんてこの時は思ってもいなかった…




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