アイドル逃亡中!


羅未亜「ち、違います!!

…弟です!!」


私はおばさんに言われた一言を聞いて、
驚きのあまり焦って答えた。


すると私とは対照的に、
つまらなさそうに口を尖らせるKyo。


Kyo「羅未亜さん、そんな~。
つまんなぁーい。」


それに便乗するおばさま。


おばさん「なんだぁ、つまんないねぇ。」



…あの
つまらないって…



…いやいや、
つまんなくないですから。



ってかKyo…
少しは否定しなさいよ。



私はその空気をごまかすように、



羅未亜「おひとついただきまーす。」



と、ソーセージを1つかごにいれた。



そう言ったのに、
おばさんは全く気にしていない様子。


あの…
お仕事中では…?


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