アイドル逃亡中！

第１２章『嫌いだもん…』

Kyoと私が新婚かとおばさまに言われた
スーパーでの買い物を終えて、
私とKyoはようやく家についた。


そして帰ってきてすぐに、
買ってきた物から
今日の晩御飯のメニューのとんかつの材料をとりだした。


今日も仕事頑張ったから、
とってもお腹が減った。

そして今日は対面キッチンの反対側から、
Kyoに見守られながら私は晩御飯を作った。


私が慣れた手つきで
ごはんを作っていると、
Kyoから時々すごーいとか・・・
ふーんとか歓声が聞こえる。


いや、
普通に作ってるだけなんだけどね？


でもKyoには珍しいみたい。


熱い視線を感じながら、
私は黙々と晩御飯を作った。


黙々と作業したおかげか、
すぐに晩御飯は完成した。



羅未亜｢Kyo、できたから座って～。｣


そういうとKyoは、
さっきまでしがみついていた
対面キッチンから椅子にダッシュしていた。


…。





は、はやっ。