アイドル逃亡中!



私はまぁいっかと気を取り直した。


羅未亜「じゃぁ行こう!」


そう言って私はKyoを追い越して、
ワゴンカーに向かって走った。


くるっと振り向くと、
慌てたKyoが目に入った。


Kyo「あ、羅未亜さんっ!

ちょっと待ってよぉ~!」


ふふっ…
慌てるKyoもかわいいね…?


なんかKyoを慌てさせることが
できた私はちょっと勝った気分。



気分だけね?


羅未亜「すいません、
バニラアイスとチュロスを下さい。」



するとお姉さんはにこやかにわらって、


お姉さん「かしこまりました!
2つで500円ですっ!」


お姉さんに私は注文し、
お金をわたすとお姉さんは
テキパキとカップに入れた
バニラアイスとチュロスを渡してくれた。


Kyo「おいしそうだねっ♪」


私がお姉さんから
受け取ったチュロスとアイスを見て、
Kyoはわくわくした顔をしていた。



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