アイドル逃亡中!
だめだめ…!
ちゃっちゃと掃除始めなきゃっ!
どこから掃除しようかな…
一番使って気になるところ…
羅未亜「とりあえず…
…バスルーム!」
私は1人呟き、
バスルームに向かった。
毎日掃除はしているものの、
細かい所が気になってしまう。
羅未亜「よしっ!始めるよっ!」
私は腕まくりをして、
ごしごしとスポンジで念入りに隅々まで洗った。
鼻歌まじりに…
あまり好きじゃない掃除さえも…
Kyoの為ならって…
頑張れるような気がした。
ふぅ…
こんなもんかしら…。
あれから私は
何も考えることもなく、
もくもくとバスルームの掃除をしていた。
シャンプーの下、
シャワーヘッド、
バスチェアーの裏…などなど。
…我ながら完璧だわ♪
私が意気揚々とバスルームを出ると、
時間は8時30分。
うわぁ…!
集中しすぎたっ!!
Kyo起きてるんじゃ…!
私はバスルームを出て、
慌ててリビングに向かった。