アイドル逃亡中!



羅未亜「すぐできるからさ、
ちょっと待っててね?」


私はぴょこっと
キッチンから顔を出して、Kyoの顔を見た。


するとKyoは、
とっても嬉しそうに照れながら、


Kyo「…羅未亜さん、すっごいうれしい。


…ありがとう。」


と、笑った。


私もその笑顔を見て幸せになった。


嬉しくなった。


朝の光が窓から差し込んできた。




Kyoの銀色の髪の毛が透けてとても…


キレイ。



私は…


私の望みは…




私にできる精一杯の事をKyoにしてあげたい。




私にできることは、




おいしいご飯を作ってあげること。


笑わせてあげること。


Kyoのしてほしいことをしてあげること。


Kyoのしたいことをやらせてあげること。


そして…





Kyoの傍にいること。




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