アイドル逃亡中!
ちょ、ちょっと!!
駐車場はそっちじゃないってばぁ!!
羅未亜「ちょ、ちょっと!
…Kyoっ!」
そうKyoに呼びかけても、
止まってくれなくて…
かなり強引に駐車場と
反対方向にひっぱられて、しばらくたった。
…ど、どこ行くの!?
羅未亜「ねぇ、Kyo。
駐車場そっちじゃないよ!?」
Kyo「うん、わかってるよ♪」
わかってるって…
また手…
繋いでるよ、私。
…Kyoと。
暖かい…
Kyoの手は心まで暖かくしてくれるんだね。
Kyo「いいから、ついてきて♪」
そんな満面の笑みで言われたら…
羅未亜「うん…」
うんっていうことしか
できないじゃない…
ずるい…
ずるいよ…
Kyo。