アイドル逃亡中!
麗華「Kyoっ!」
Kyo「麗華っ!久しぶりだねっ!!」
麗華「今日はKyoとだって聞いて、
昨日から楽しみにしてたんだっ!
本当に久しぶりっ!!
元気してた??」
麗華とは僕の事を見抜いてから、
凄く気が合って…
すぐに仲良くなった。
特に僕達二人は…
同じ夢を抱いていたから。
お互いを励ましたり、
お互いの喜びをわかり合ったりしていた。
しかしそれからすぐ僕は
わき役で出演したドラマで一躍脚光を浴び、
俳優としても成功するようになって、
僕の念願だった歌手活動もさせてもらえるようになった。
―…『僕』ではなくて、『俺』として。
そんな僕が成功していた間、
僕は麗華と連絡をするのも
できないほど忙しくしていて
連絡できないでいた。
そんなとき麗華は仕事もなくて…
夢を諦めかけていた、と
…あとから僕は知った。