アイドル逃亡中!




…!
Kyo…!



Kyo…!!





Kyo「僕は彼女の元を去って…

…この一年。


この一年間僕は…
必死に彼女の為に働きました。




そして、これからは…」





そう言ったところでKyoは顔を上げ、
カメラを真っ直ぐに見つめた。







私の心を射抜くように。
真っ直ぐ。





Kyo「これからは…


Kyoとしてでなく、
僕個人として…





彼女を幸せにしたいと思っています。」





そう言ってにこっと笑った顔は―…








私だけが知っているKyo…

ううん、刹那だ。




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