アイドル逃亡中!



羅未亜「嫌いなものはあるの?」


私がそう聞くと、
Kyoはぱあっと花のように笑った。



それはまるで…
向日葵のよう。



Kyo「なんでもいけます!」


と、にっこにこの笑顔で言った。




その姿は誰が見ても…犬。




このままだと本当に、
お手とかおかわりとかしてしまいそう。




羅未亜「わかった。
ちょっと待ってて!」


私はジュースを飲み終わったコップを持って、
立ち上がってキッチンへ向かった。

< 34 / 334 >

この作品をシェア

pagetop