アイドル逃亡中!
羅未亜「嫌いなものはあるの?」
私がそう聞くと、
Kyoはぱあっと花のように笑った。
それはまるで…
向日葵のよう。
Kyo「なんでもいけます!」
と、にっこにこの笑顔で言った。
その姿は誰が見ても…犬。
このままだと本当に、
お手とかおかわりとかしてしまいそう。
羅未亜「わかった。
ちょっと待ってて!」
私はジュースを飲み終わったコップを持って、
立ち上がってキッチンへ向かった。