アイドル逃亡中!
第1章「いつもの朝」
ピピッ…
ピピッ…
…ん?
ピピッ…
ピピッ…
ぼーっとした夢の中で
響く不快なアラームの音。
…朝だ。
今日の始まり。
…起きなくちゃ、
一日が…始まる。
羅未亜「ふぁ~あ。」
私は欠伸をする口を手で抑えながら、
携帯のアラームを消す。
少し目をこすり、私は1人には少し広い
セミダブルのベッドから起きて、リビングへ向かう。
そしてテレビをリモコンで電源をつけて、
私は洗面所へ向かう。