アイドル逃亡中!
Kyo「羅未亜さん、どうしたの?
なんかいい事でもあったの?」
私はなんだか照れくさくて、
人差し指で頬をかいた。
羅未亜「えっとね…?
いつも1人だったから、
おかえりって言われるのが久しぶりで…。」
そうするとKyoはへらっと笑って、
Kyo「そうか…そうだよね。…あ!!
じゃあこれから僕いつもここにいて、
毎日おかえりって言ってあげるよ。」
へらっと笑うKyoに、私は笑って言った。
羅未亜「ありがと。」
Kyo「えへへ~♪」
私は低いヒールのパンプスを脱いで、
リビングにKyoと向かった。
―――・・・この時は忘れていたの。