黒蝶
「へぇ・・・美亜と誠さんならお似合いだよ~!!」
「そうかぁ?!」
誠さんは嬉しそうに応えた。
女遊びとか激しそうなのに恋人には一途なんだ。
人は外見だけじゃないんだ。
「あ!そーだ!今日から友達なんだしメアド交換したら?」
「え・・・でも・・・めいわ・・・・・・・」
「んな訳ないだろ!」
「別にかまわねぇけど」
そして、あたし達はメアドを交換した。
「なぁ、美亜は今夜どうする?」
「んー・・・どうしよっかな~」
「今夜?」
「陽菜ちゃんも来たい?」
「来たいって?」
「クラブだよ。陽菜、行く?」
クラブ・・・・聞いた事はあるけど行った事無いな・・・。
行くにしてもそんな服持ってないし。
「服とかならうちが貸してあげるし大丈夫!」
「じゃー・・・行ってみよっかな」
「うしっ!じゃあ、いつもんとこで」
誠さんと満さんは支度のために帰った。